3月24日に藤川原設計で設計監理を行ったあおぞら保育園の竣工式&開所式が行われました。
あおぞら保育園は、今まで、天白区の民間保育園であるめばえ保育園の分園として0~2歳児までの保育を行ってきていましたが、今年の4月から、この新園舎で、規模を大きくして就学前までの一貫した保育を行うことになります。
竣工式が無事にとり行われました。
保育室は、家具が少し置かれていましたが、まだ引っ越し前で子供たちもいないので、ちょっと殺風景。やっぱり保育園は子供たちがいて、保育園らしくなりますね。
床とウッドデッキはヒノキ、壁はスギです。
この保育園は、保育園全体がひとつの家のようにという思想で、保育室の中だけでなく、階段やデッキテラスなどいろんな場所で子供たちが遊べるように計画しました。廊下はほとんどなく、あっても、保育室と一体化して使えるようになっています。
保育室の建具を開けると、ウッドデッキと一体の広い遊び場になります。
デッキ側の建具はすべて木製の建具。アルミサッシに比べて気密性や耐久性は劣りますが、子供たちが裸足でかけまわることを考えると、怪我にもつながりにくいし、雰囲気もぐっと優しくなります。
屋外階段にはところどころ穴があいていて、外をのぞけるようになっています。
プレイルームの手洗いは、幼児用の手洗いは既製品では選択肢が少ないため、人造大理石で特注しました。優しいピンク色です。
開所式が行われたプレイルームは、空間をできる限り大きく感じられるように、天井には梁や配管をかわして大小の丸で折り上げています。
今日3月26日からこの新園舎での保育が行われています。
新しい園舎を、こどもたちが喜んで楽しんで使ってくれるとうれしいです。