2014年にコンペで最優秀賞に選定されました。
1階に受付カウンターやキッズスペースなどのある元気サロンと休日夜間応急診療所、ピロティ駐車場、２階に乳幼児健診のためのすくすくスタジオと事務室、３階に運動のための健康増進室や料理教室などを配置しそれらを中央の中庭と吹き抜けを介して繋がる構成とし、西側の敷地を最大限使いながら立体的に複合させる計画です。
室内は中庭と南側に向けて開放的な造りとし、自然光や風が入るようにしています。仕上げには松阪市産の木材を床や壁、一部天井や軒裏に採用することで温かみを感じるようにしています。健康にまつわる様々な活動が抜き抜けや中庭を介して立体的に展開し、そうした活動が垣間見える構成と開放的な造りによって、市民が新しい健康センターを身近に感じられ誰もが気軽に立ち寄れる雰囲気を創出しました。