SNS

Blog

2022/02/14

Super Review 2022

椙山女学園大学卒業設計 講評会に審査員として大鹿が参加してきました。
コロナ禍で学生との直接対話は無し、遠隔による開催でしたが皆さん一生懸命プレゼンテーションしてくださいました。この環境の中で学生の皆さんは例年とは異なりなかなか思うように進められなかったかもしれません。それでも模型も図面も造り上げた点は非常に素晴らしいと感じました。
全体として、例年ですと身近な事象に目を向けた作品が多い印象だったのですが、今年は様々な社会的問題に取り組んでいる作品が多かったように思います。
1位になった作品は現在と未来の廃墟の姿を制作し詳細な研究と共に提案していた点が評価されました。廃墟が好きだったという彼女の言葉が印象的で、それだけ熱中できる熱量が卒業設計には重要になるなと改めて思いました。
順位を付けましたが、選ばれなかった作品も非常に力作ばかりで椙山の学生の皆さんの取り組み姿勢に感激し、また私もこれからの建築を造る力を頂いた感じがしました。
今回の講評会にあたっては学生の皆さんのことを想い、こうした状況下でも開催したいという先生方の熱意があったことにも感謝いたします。

一覧へ戻る

Back To Top