先日デザイン女子2016 都市建築部門の審査員として参加してきました。
この春卒業する建築やプロダクトに係る学科の全国の女子に限定した審査会です。
一次選考を経て選ばれた学生たちの作品は、学生生活の集大成といえる
とても内容の濃い作品ばかりでした。

午前中は一つ一つ学生と話しながらファイナルに進む作品を選ぶのですが
限られた時間の中で、自分のやってきたことを精いっぱいつたえたいという思いが
ひしひしと伝わる熱のこもったものでした。

午後はファイナルを決める公開審査会
どの作品も最後に残っただけあって、どれもクオリティが高く
かなり詳細に検討したことが解ります。
それだけに、順位を決めるときには悩みました。

今回の審査で印象的だったことは
昨今地域のあり方に言及したニュースが多いことからも、
地域に根差した建築、過疎化する街をどうやって再生していくか
もしくはどうやって終わらせるのかといったテーマが多かったことです。
学生たちにとって身近なテーマだけに調査も綿密に行われ
作品になっている点は好感が持ててました。
一方でもっといろいろなことがグローバル社会で以前よりも早いスピード起きていることに対して
他にも卒業設計として、はっとするような作品もあっていいのではないかと感じました。
1つだけ、ほんとに建築したらどんなに嫌な空間だろうと思いつつ、
SNSなどにおける社会的な問題を可視化する建築をまじめにつくり
社会に訴えようとする作品があったことはとても印象的でした。

卒業設計を通じて得た経験はきっと将来自分の力になり、自信につながると思います。
これからの活躍が楽しみです。

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